入力の方法
IPAが書かれているウェブページからコピー&ペーストする
IPAを手軽に入力する方法の一つは,IPAが書かれているウェブページからコピー&ペーストする方法です。例えば,本サイト内の以下のページはIPAの全ての記号を網羅しています。
IPA入力補助サイトを利用する
クリックすることでIPAが入力できるウェブサイトがいくつかあります。
(1) Interactive IPA Chart (International Phonetic Association)
国際音声学協会ウェブサイト内のページ。ページ冒頭の “Description” “Transcription” のうち,”Transcription” をクリックします。その上で,記号をクリックすると,TRANSCRIPTIONのセルにその記号が入力されます。それをコピーして,貼り付けたいところに貼り付けましょう。(ちなみに,Descriptionのほうを選択すると,各記号を説明が見たりサンプル音声を聞いたりすることができます。)
(2) Type IPA Phonetic Symbols
クリックして入力するほか,Altキーを入力しながら各キーを入力することでも,IPAを入力できます。
(3) 国際音声記号キーボード(駅名標あつめ。)
Microsoft Wordで記号の挿入をする
Microsoft Wordで記号を挿入:挿入→記号と特殊文字。IPAの記号の多くは「IPA拡張」というところに入っています。いくつかの記号は、ラテン文字やギリシャ文字と同じなので、「ラテン1補助」「ラテン拡張A」「ラテン拡張B」「ギリシャおよびコプト」に入っています。
TeX上で使う場合
TeXでIPAを使う場合は、TIPAのパッケージを用いるのが一般的です。
その他の参考になるページ
フォントに関する注意点
Microsoft WordなどでIPAを用いるとき、どのフォントを使うかによっても見栄えがずいぶん変わってきます。MS明朝などの日本語用のフォントはおすすめしません。Times New Romanなどの一般的な英字フォントがおすすめです。以前はIPAのごく一部にしか対応していないフォントが多かったのですが、最近では多くの英字フォントがIPAに対応するようになっています。
フォントについては以下のページも参考になります。
- IPA Fonts (International Phonetic Association):
- The International Phonetic Alphabet in Unicode (UCL)